大型トラックやトレーラーを見ると、10本、16本、あるいはそれ以上のタイヤが装着されていることに気づきます。これは見栄えのためではなく、道路法で定められた「軸重制限」をクリアし、安全に荷物を運ぶための構造的必然です。
法律上、一般的な道路を通行できる車両の「軸重(1本の車軸にかかる重量)」は原則として 10t以下、輪重(1つの車輪にかかる重量)は 5t以下 と制限されています。タイヤの本数を増やし、接地面積を拡大することで、1本あたりの負担を大きく軽減しているのです。
⚠️ プロの防衛策
タイヤの本数が多いということは、それだけパンクや空気圧不足の早期発見が難しくなることを意味します。1本が死んでいても他のタイヤが支えてしまうため、走行中に気づずバーストする危険があります。だからこそ、叩き点検による音の違いを見抜く技術が必須です。